uA-123456789-1 mazikaru | 貴方のために未来の風を読む - パート 7

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ガン患者を診ないで 病気ばかりを 気にして 見る医者は 信用できない!

「だからオプジーボをやってと言ったでしょ!」と叫ぶと、呼吸器科の医師が「教授に伝えます」と言いました。さらに、「教授に伝えるなんて言ってる場合じゃないわよ、すぐオプジーボをやってください」と訴え続けたら、「やれるかどうか調べるのに、一週間から十日かかります」という返答がありました。

ガン患者なのに「本当に貴方 ガンなのかしら?」と 言われて しまいました

私ががんになっても変わらない様子を目の当たりにして、皆さんビックリし、「勇気をもらった」と帰っていきました。中には泣きながら入ってくる人たちもいて、こちらの方が「何しに来たの? どうして泣いているの?」とオロオロするばかりでした。また十日に一度、必ず電話をしてくる人もいて、声で判断して、「ああ元気そうですね」などと言うのです。そのうちに私は頭にきてしまい、「あなた、私が悪くなるのを皆に話すために電話してくるの?」と言ってしまいました。

ガン患者は 死を怖がらない 境地に達すれば 必ずまた 道は開けるのです!

幼いころに「死」を強く意識したことは、結果的にその後に良い影響を及ぼしたと考えています。「一度きりの人生だから、後悔のないように生きたい」という信条で精一杯やってこられた気がするからです。それはがん患者になって、なお一層明確になりました。生きているものは、いつも死と背中合わせにある。だからこそ充実した生を送りたい。その思いを強くしています。

ガン患者の 三人に一人が 離職、離職者の 四割は 治療開始前に 仕事を辞める

いろいろな会社の懇親会に出ていると、いかにがんを隠していらっしゃる方が多いかということにも気づかされます。人にうつる病気でもないのに、隠して隠して、がんは悪いものだというようにとらえている方がたくさんいることも初めて知りました。日本は病気というだけで仕事を降ろされたり、出世の道が阻まれたり、会社に知られると辞めさせられるのではないかという不安があるために、秘密にしてしまう方が多いのではないでしょうか。

ガン治療は 絶対に 医師の敷いた レールの上を 歩くのは いやだ!

とにかくがんの治療に関しても何でもかんでも医師のいいなりにはならずに、自分の考えをしっかり持って判断していこうと決めました。それがもし裏目に出ることになったとしても、自分がよかれと思ったならいいではないかとすることにしたのです。この姿勢はその後の治療のさまざまな過程においても一貫していました。

ガン患者は 先生の ひと言で 半分以上の 人が 死んでますね!

医師はどんな場面においても、患者が生きる力を奪うような言葉を放つべきではないと思っています。むしろ病気に負けないという気持ちを奮い立たせるような声かけをすることが務めなのではないでしょうか。ただ私は一度たりとも、医師の言葉によって「もうダメかもしれない」とめげたことはありませんでしたし、ちっとも死ぬ気にはなりませんでした。

ガン になったら 抗がん剤は 止めた方がいいと 聞きますが 本当??

「抗がん剤ってヒドイっていうけど、どんなにヒドイんだろう?」「とりあえず受けてみて自分が経験しないことには人に伝えられないから、やってみよう」またどういうタイミングで緩和ケアに移行するのか、知りたいと思いました。そのときから、はっきりとした意思があったわけではないですが、自分の経験を通してがん治療に還元できることはないだろうかと感じ始めていました。

ガンと 話をするうちに 心がどんどん 楽になって いきました

「がんちゃん、私が死んだら、あなたも死んじゃうから、それじゃつまらないでしょう?」「生かしてくれたら、私があなたを苦しませずに責任を持って溶かします。いなくならなくてもいいから、悪さをしないでください」「でもそのためには医者も必要ですから、その方法はその都度お伝えしますね」

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