もくじ
便秘は“現代病”

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プルーンが成熟世代の健康ライフをサポート 美と健康の“ひと皿”
第1回 便秘を解消する〔前編〕
魅力の果実・プルーンを日々の料理に取り入れて、無理なくおいしく健康に-。
女性の健康と美を追求する内科医・小林暁子先生の医学的アドバイスに基づき
おなじみのシェフがプルーンを使った家庭料理を提案します、新連載がはじまります。
便秘は“現代病”。更年期以降は特に注意
不規則な睡眠、栄養バランスの偏り、運動不足―現代人の暮らしは便秘になりやすい要因に溢れています。
しかし生活習慣を、自己流ではなく“効果的に”改善すれば、便秘の予防・軽減は可能 だと小林暁子先生は話します。
「運動面では、バリエーションに富んだ動きで全身の筋肉をまんべんなく使うことが大事です。
2種類の食物繊維が腸の働きを高める
食事の基本はあくまでも多様な栄養をとることですが、特に重要とされるのが2種類の食物繊維です。
食物繊維には、善玉菌の餌となって腸内環境を整え、蠕動運動を促す「水溶性食物繊維」と、便の嵩(かさ)を増して腸壁を刺激し、爽快な便通をもたらす「不溶性食物繊維」があります。
前者の割合が多い食物は海藻類や果物類で、後者が多いのは豆類、乾物のきのこ類、根菜類、穀類などです。
プルーンは両方の食物繊維をそれぞれ約50%ずつ含み、摂取しにくい水溶性食物繊維を効率よく摂取できる食材の一つで、便をなめらかにするマグネシウムも含まれています。
「働きの異なる食物繊維の組み合わせを意識して食材を選び、便秘予防に効果的な食生活を心がけましょう」