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便秘薬が効かなくなった?常習性便秘ストレスで交感神経が緊張が原因!

便秘薬が効かなくなった! (51歳/女性/会社員)

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浣腸の常用はやめましょう。排便反射を損ないます。
私たちがとった食べ物は、食道から胃、小腸(十二指腸→空腸→回腸)へと送られ、小腸で栄養素や水分の9割が消化吸収されます。残りは大腸(盲腸→結腸→直腸)に送られ、さらに水分が吸収されて固められ、一定量まで蓄えられた後、蠕動(ぜんどう)運動によって腸管を移動し、肛門から便として排泄されます。

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このプロセスがスムーズに行かなくなって、腸管内に便がとどまってしまうのが便秘です。便秘には、腸閉塞やポリープ、大腸がんなど大腸自体に異常や病変があって生じる「器質性便秘」と、大腸が正常に働いていないために起こる「常習性便秘」があります。日本人の5人に1人は、この常習性便秘を抱えているといわれます。

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胃腸の働きは副交感神経の調整下にあります。ストレスで交感神経が緊張し、副交感神経の働きが抑えられると、排泄能が低下して老廃物や便が出せないという「ためこみ体質」になります。また、腸の蠕動運動が起こりにくくなることから便秘が起こるのです。
食事や運動に気をつけていても便秘が解消しないということですから、ストレスが原因になっていると考えられます。心の悩みや働き過ぎがないかどうか振り返ってみましょう。

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女性は人間関係のストレスを抱えやすい

女性のストレスでいちばん多いのは、人間関係の悩みです。女性には、四方八方に気がまわるという特性があるため、無意識に人に気を遣っていることが多いのです。家族や近隣、会社の同僚など、人づきあいで無理をしていないでしょうか。具体的なストレス要因が浮かばない場合、仕事や家族の世話などで頑張り過ぎていないかどうか、見直してみましょう。

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頑張り屋さんは、「頑張っている」という自覚がなかったり、「頑張るのは当然」と考えています。そのため、頑張ることにストレスを感じていません。しかし、真面目さが過ぎれば、心や体に無理がかかります。思い当たる部分があれば何事も完璧にこなそうとせず、「いい加減」「適当にやる」という感覚も持つようにしましょう。

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