
気管支喘息の治療薬は?現在では吸入ステロイド薬が主流になっています
「息」が苦しく、「喘(あえ)ぐ」状態を発作的に繰り返す「気管支喘息」。成人・小児を合わせて患者数は約400万人。子供のころ小児喘息を患い、治癒しないまま大人になる人は20%、成人になって初めて発症する人が80%、といわれている。気管支喘息の特徴であるゼイゼイ、ヒューヒュー、ゼロゼロといった呼吸音は「喘(ぜん)鳴(めい)」といい、息をするのも苦しい状態になる。
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「息」が苦しく、「喘(あえ)ぐ」状態を発作的に繰り返す「気管支喘息」。成人・小児を合わせて患者数は約400万人。子供のころ小児喘息を患い、治癒しないまま大人になる人は20%、成人になって初めて発症する人が80%、といわれている。気管支喘息の特徴であるゼイゼイ、ヒューヒュー、ゼロゼロといった呼吸音は「喘(ぜん)鳴(めい)」といい、息をするのも苦しい状態になる。
定年後は持ち家にお金を稼いでもらう貯蓄が不十分では、定年後も再雇用制度のフル活用や再就職で働かざるをえない。60歳からのアクティブな老後は、額に汗するためのアクティブという意味になりかねない。貯蓄をして、定年後は持ち家にお金を稼いでもらうことが大切なのだ。
生活習慣病では「がん」「脳卒中」「心筋梗塞」のほかに、慢性疾患としては「糖尿病」「高脂血症」「高血圧」が3大疾患。その高血圧の中でも、“最も危険”として注目を集めているのが「早朝高血圧」である。それは、早朝高血圧が脳卒中や心筋梗塞を引き起こすリスクがきわめて高いことがわかったからである。
心臓弁膜症患者が200万人と増え、それに伴って今日では年間約1万人が手術を受けている。心臓弁膜症は弁に問題が生じ、さまざまな症状を引き起こし、まれに突然死に結びつくこともある。心臓には僧帽弁、大動脈弁、三尖(さんせん)弁、肺動脈弁の4つの弁がある。肺でガス交換された血液は肺静脈を通って左心房に入り、左心房が収縮して左心房と左心室の間にある僧帽弁が開いて左心室に血液が流れ込む。左心室の内圧があがると左心室の大動脈弁が開いて血液は全身へと流れ出ていく。
「近頃、どうも物忘れがひどくて、認知症じゃないでしょうか?」 時折、こんな問いかけを受けることがある。冗談まじりの口調の人が大半なのだが、しかしその裏には、ひょっとしたら自分や家族が認知症になるのではないかという恐怖感が潜んでいる。なぜそんな質問を私が受けるのかというと、認知症治療の最前線を紹介した本を今年、上梓したからだ。取材を進めながら痛感したのは、認知症という病気や患者の真実の姿、あるいはどう対処すればよいのかについて、適切で具体的な知識のある医師や介護福祉士は、まだまだ少ないということだ。
50歳を過ぎると、社内で「あれ、どうだった?」「あれって、何?」。「だから、あれだよ、あれ」というようなやりとりが急に多くなる。オレも年をとったなあ、と諦め気味の人も多いのではないだろうか。しかし、脳は鍛え方によっては、いくつになっても若々しく保つことができる。「脳トレ」ブームで一躍脚光を浴びた気鋭の脳科学者である。諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授は、脳の良しあしをこう説明する。
下肢の血管の動脈硬化によって引き起こされるのが「閉塞性動脈硬化症」。進行すると閉塞した血管の先には血液が届かないので、脚や足の指が壊疽を起こし、ひどくなると切断に至る。もちろん、すぐに壊疽を起こすわけではなく、病状はI期からIV期に分類されている。
突然死に結びつく「胸部大動脈瘤」。多くは無症状で進行し、いったん破裂すると状況は一変する。胸や背中の激痛、血圧低下でショック状態に――。胸部大動脈瘤は血管の病気。血液は左心室から押し出されると大動脈を通って全身に運ばれる。まずは上行大動脈を上昇し、弓のように180度カーブしている弓部大動脈を通過。ここで頭頚部や腕へ行く動脈が枝分かれし、カーブ後は下行大動脈、そして腹部大動脈へと巡る。
“病気を持たない人間はいない”といっていいほど、世の中には病人が多い。3人寄れば“痔主(じぬし)”が1人、4人に1人は腰痛に悩み、5人に1人が高血圧。その高血圧に匹敵するのが「水虫」である。「ジャパン・フット・ウィーク研究会」が行った実態調査によると、水虫患者の数は約2470万人。水虫には4種類あり、なかでも治りにくいのが、今回取りあげる「爪白癬(つめはくせん)」、いわゆる爪水虫である。
記憶力に関する一般の人たちの大きな誤解は、「人間の脳細胞は1日当たり10万個死んでいる。だから年をとればとるほど記憶力が低くなるのは仕方がない」と思っていることだ。昔の実験で脳の限られた部分を観察し、若い人より年配の人のほうが、脳細胞の数が減っていることがわかった。それにもとづき、このエリアでこれだけ減っているからと、単純に見積もり計算をしただけなのだ。
「帯状疱疹」という病名は、美智子皇后が経験されたとあって、認知度はかなり高い。ところが、どのような病気で、どんな治療をするのかとなると、知っている人はグンと少なくなる。 帯状疱疹とは水痘ウイルス、つまり、水ぼうそうのウイルスの再活性化で起こる疾患。水ぼうそうには、多くの人は子供の頃に感染し、抗体ができて治ってしまう。正確には治るのではなく、ウイルスは知覚神経の中に入り込んで移動し、奥深い神経節でじっと眠っている。