アンチエイジングの女王「ゴールデンベリー」の正体は「食用ほおずき」!その知られざる効果効能とは
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もくじ
「ほおずき」と聞くと皆さん、どんな事を想像されますか?
私は、お盆に赤い提灯のようなほおずきが仏壇に飾られている風景や、
ほおずきの実を笛にして遊んだ事を思い出します。
日本人にとって観賞用の色鮮やかなほおずきは、
ノスタルジックなイメージがあるのではないでしょうか。
私たちが想像するほおずきは、観賞用の赤いほおずきですが、
食べられるほおずきがあることをご存知でしょうか。
私はその存在を全く知らなかったので、食用ほおずきに出会った時は衝撃でした。
ほおずきって食べられるの!?
私が出会ったのは、とあるイベントで売られていた
岐阜県石徹白産の無農薬栽培の「ひとえ姫」という食用ほおずき。
食用?ほおずきって食べられるの!?
とびっくりして即購入しました。
見た目はカラフルなイエロートマトのよう。
香りはトマトのような香りを想像していましたが、
なんともトロピカルな香り!
かじってみると、甘酸っぱく、マンゴーのようなココナッツのような、
とってもトロピカルな味わいです。
ジューシーで強い生命力を感じさせる味の濃さ。
まさに太陽の恵みを感じさせる一粒でした。
食用ほおずきとは
食用ほおずきは、東南アジア原産のナス科ホオズキ属の多年草です。
ナスのように果実にたくさんの種を含んでいます。
ほおずきの真っ赤な提灯は萼で、そこに黄色い果実を包んでいます。
6月〜8月にかけてクリーム色の花を咲かせ、7月〜9月に実がつきます。
ほおずきは古くから薬草として利用されてきました。
漢方では根の部分を酸漿根(サンショウコン)と呼び、全草を乾燥させたものを酸漿
(サンショウ)と呼びます。これらは咳止めや解熱、利尿に用いられるようです。
根には子宮収縮作用があるため、妊娠中には用いません。
食用ほおずきは秋田県上小阿仁村が先駆けとして有名で、
特産として売り出している「恋どろぼう」は、なんとメロンと同等の糖度があると言われています!
食用ほおずきは近年注目が高まり、様々な県で栽培が始まっています。
美肌からガン予防まで!
おいしくて嬉しい食用ほおずきの効能
「ゴールデンベリー」と言うと聞いた事がある方もいるかもしれません。
食用ほおずきは西洋ほおずきのことで、数種類の品種があり、
インカベリーやストロベリートマトなど様々な呼び方をします。
お気付きかもしれませんが、スーパーフードとして、じわじわと人気が出てきているのです。
中でもゴールデンベリーは「アンチエイジングの女王」と呼ばれ注目を集めています。
ゴールデンベリーにはβカロテン(プロビタミンA)、ビタミンC、ビタミンC、鉄分、バイオフラボノイド(ビタミンP)、食物繊維などが豊富に含まれています。
βカロテンはカロテノイドの一種で強靭な抗酸化作用があり、
活性酸素を除去し、ガン予防に効果が期待できます。
βカロテンが体内でビタミンAに変化すると粘膜や皮膚、免疫機能を保つ働きをします。
また、成長促進の効果もあり、子供の発育期には大切な栄養素です。
注目すべきは、イノシトール(ビタミンB群)が豊富に含まれている点です。
イノシトールは「抗脂肪肝ビタミン」とも呼ばれ、
代謝を促し血行を良くするため、コレステロール低下や動脈効果の予防に効果を発揮します。
イノシトールは神経や筋肉組織に多く存在し、神経細胞を正常に保つ効果があります。
神経細胞の働きが正常に行われることにより、様々な器官に刺激を届けます。
頭皮への神経伝達が促進され、発毛や育毛に効果があると言われています。
また、パニック障害の患者にイノシトールを摂取させたところ、
症状が改善されたという研究結果もあります。
その他にも、便秘の解消や美肌など嬉しい効果がたくさんあります。
バイオフラボノイド(ビタミンP)は、ポリフェノールの一種で、
美肌には欠かせないビタミンCの吸収を助けます。
また、肌の老化を防ぎ、免疫力の向上も期待できます。
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こんなにすごいゴールデンベリーがプランターで育てられる!
よく行くスーパーにゴールデンベリーはなかなか売っていないですよね。
しかも定期的に食べようと思うと費用もかかります。
そんな貴方に朗報です。
実は、ゴールデンベリーは自宅で栽培できる のです!
ゴールデンベリーには苗からの栽培と、種からの栽培方法があります。
栽培方法
1. 種まきの季節は2月〜4月で鉢や箱に培養土を入れ、
等間隔で種を蒔き、薄く土をかぶせます。
2. 3週間ほどで発芽しますが、土は乾かさないようにします。
目が出るまでビニールやラップで湿り気をキープしてもいいかもしれません。
とにかく土が乾かないようにします。
3. 発芽したら間引きします。
本葉が3,4枚ほどになったらプランターへ植え替えます。
4. 苗と苗の間隔は20cmほど空けます。
日当たりが良すぎる場合は日よけなどを利用し、
成長してきたら支柱を使用します。
5. 花が咲いたら、摘花をします。
開花後1ヶ月ほどで実が出来てきます。
外側の萼が茶色くパリパリなったら食べごろ!
基本的に放任で大丈夫なのですが、
土が乾かないように水やりだけはしっかりしましょう。
ゴールデンベリーの選び方
生のゴールデンベリーは萼がついたものを選ぶと痛みにくいです。
実だけの場合は傷がなく、鮮やかなイエローオレンジ色のものがおすすめです。
ドライフルーツの場合は砂糖などが添加されていないものを選びましょう。
海外産のものはオーがニック表示のあるものを選ぶのがおすすめです。
ゴールデンベリーの食べ方
私は生の実を少し冷やしてそのまま食べるのが一番好きです!
たくさんあって食べきれないようならピューレやジャムにしてもおいしく食べられるでしょう。
またサラダのトッピングやスムージーにもいいですね。
ドライフルーツの場合は、グラノーラやミューズリーに入れたり、ヨーグルトに混ぜても美味しそう!
まとめ
ゴールデンベリーの嬉しい効果としては
・アンチエイジング効果(抗酸化作用)
・ガン予防
・免疫力の向上
・コレステロール低下
・動脈効果の予防
・美髪
・イライラ防止
・便秘解消
・美肌
が挙げられます。
食用ほおずきという名前からは想像もつかないほどフルーティーでトロピカルな味わい。
それなのに、ビタミンAをはじめ様々な健康成分を含んだスーパーフード。
しかもプランターで育てられるなんて嬉しいことずくめですよね!
ゴールデンベリーは食品ですので副作用などはありませんが、
ビタミンAが豊富に含まれています。あまりに多くの量を摂取すると中毒症状が現れる場合もあります。
また、妊娠中のビタミンAの過剰摂取は赤ちゃんの耳に形態異常が現れることがあります。
食べ過ぎないように注意しましょう。
どんな食べ物も食べすぎは禁物です!
偏ることなく自然の恵みをいただくよう心がけましょう。
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