もくじ
脳梗塞のリハビリには手の関節を動かす訓練をぜひお勧めします!
麻痺している手首や指、肩やひじなどは、動かさないでいると関節がかたくなってきたりしてきます。
麻痺している側の手の指は、付け根が伸びたままの状態でかたまりやすくなります。
麻痺している側の指の付け根に、麻痺していない反対側の手をあて、麻痺している側の手を覆うようにして掴み、付け根が曲がるようにギュッとする。
次に、手首になります。麻痺している側の手首は曲がりやすいです。
両手を組んで、麻痺している側の手首が内側に曲がるようにし、その次は、麻痺している側の手首が外側に曲がるように、反対の手で押します。
手首を動かすときは、その他の体の力や動きが影響しないようにし、手首のみに集中して行いましょう。
急性期や回復期において専門の医療機関などで行われるリハビリの具体的アプローチには、主に「理学療法」「作業療法」「言語聴覚療法」があります。
理学療法は通常は入院直後から開始されますが、たとえばベッドからの起き上がりや車椅子への移動・歩行訓練の他、関節の曲げ伸ばしを行う運動や、パルスや温熱を通じて筋肉を動かしやすくする療法などが行われることになります。
作業療法は、食事や入浴・トイレや着替えなどのいわゆる「日常生活動作」を含めたすべての生活動作を視野に入れ、さまざまな器具・道具を使った「作業」とよばれる動作訓練により、その機能の回復と向上をめざすものです。
患者の家族に対しては、転倒予防のための室内環境整備や福祉用具の選択、あるいは日々の介助方法にかかわるアドバイスなどが行われます。
言語聴覚療法においては、聞く・話す・読む・書くといった機能が脳梗塞後にどの程度失われたか、あるいは保たれているかをチェックしたうえで、個々の患者の状況に応じた訓練が行われることになります。
言語聴覚士による訓練以外にも、回復の度合いに応じて、家族が患者と日常生活上のコミュニケーションをとる機会を少しづつ増やしていくなどの時間をかけた対応が必要になります。
リハビリは長期戦 家族や周囲への目配りも必要
リハビリを支える家族・関係者として踏まえておきたいのは、リハビリとはあくまで患者本人の思いや自分自身に対する尊厳があってこそ成立するもので、
単なる肉体的機能の回復を目指した運動ではない、ということです。
本人が脳梗塞になった現実・その再発の恐怖・後遺症からの復活をはかろうとするなかで、自分の意に沿わないかたちでリハビリを強制されていると感じるようでは、
その十分な効果も引き出せず、また本人の今後の人生に対する気力を削ぐことにもなりかねません。
リハビリの効果がなかなか思うようにあがらず、あるいは聞き取りや会話がうまくいかないことなどに強く落胆して、うつ状態になる患者もいるのです。
また患者のリハビリに集中するあまり、世話をする家族や周囲の関係者の状況をまったく顧みないというのも問題があります。
しかしながら長期にわたる在宅でのリハビリは、家族をはじめとする周囲の献身とサポートの存在があってはじめて成立することも確かです。
「カボチャ」は、昔から糖尿病によいと言われています。
軽い糖尿病なら、一日にティースプーン2杯程度のカボチャの粉末をとると効果があると言われています。
カボチャの粉末は健康食品としても売られているので、利用する場合はこちらのほうが手軽でしょう。
また、「ドクダミ」も体の新陳代謝・インスリンの分泌を高めるため、糖尿病によいとされます。
もちろんこれらの食品を単独でとればよいというものではなく、上で述べたような食事療法の基本を守り、きちんと一日三食をとるなかでサプリメント的に利用するのがよいでしょう。