便秘解消で血液をキレイに!「快便ヨガ」について解説
もくじ
関連部位による整体法
F 直立筋を鍛える体操
①うつ伏せ、ひじから下を床につけ、両腕は平行、足は指立ちひじと両手、足の指先で身体を支えて、息を吐きながら、ゆっくり身体を前に移動し、息を吸って真ん中に戻り、息を吐きながら、後ろへ移動する。これを前後3回、2セット行なう。
効果
でん筋(お尻)、腹筋、大腿四頭筋(太もも)は直立するときに大事な直立筋です。年齢と共にこれらの筋肉が衰えると、じっと立てず、ウロウロしてしまう。直立筋を強化することで、丹田力のある姿勢を保つことが出来ます。(サルは直立筋がないのでウロウロする)
G 鼻づまり解消ヨガ
①まず鼻の通りが左右均等か? をチェック。
②うつ伏せになり、足巾をできるだけ大きく開く。両手は頭の後ろに組んでひじを開く。
③息を吸って上体をそり、ゆっくり右にねじって、左肩とひじを床につけに行く。3呼吸、下腹部を絞って行なう。足のかかとを突き出してアキレス腱を伸ばし、ひざもピンと伸ばす。
④次に逆に戻ってそって、息を吐きながら、上体を床に下ろす。
⑤同じく右にねじる。左右2回ずつ行ない、やりにくい方、さらに2回行なう。
⑥次は足巾を腰巾に開いて同じように行なうとなお効果的です。
効果
漢方医学では腸と肺と鼻は関連部位です。鼻のトラブルは腸のトラブルが影響し、肺呼吸がうまくいかず、このとき、胸筋が縮んでいるので、胸筋を伸ばすと鼻腔も広がり、鼻詰まりが解消される。
H 快便ヨガ(朝排便前に行うと効果的です)
快便であり、腸が綺麗であることは、血液成分の健康状態に繋がります。
(1)逆「の」の字おじぎ呼吸法(椅子もOK)
この行程では5つのツボを刺激して排便を促進させます。
❶巨闕(こけつ)=ミゾオチ
❷中(ちゅうかん)=巨闕から、指4本分下
❸関元(かんげん)=ヘソから指3本下
❹・❼大巨(だいこ)=天枢(てんすう)から指2本分下の2ヶ所
❺・❻天枢=ヘソから指2本分左右の2ヶ所
①椅子(正座)でまずは巨闕の位置に、両手の人指し指、中指、薬指を揃えて、指の背の第2関節まで押しこんで、ツボを押さえる。
②大きく息を吐きながら、おじぎして「5」まで数える。
③ゆっくりと上体を起こす。この一連の動作を❶→❷→❸→❹→❺→❶→❻→❼の順番で、自分から見て逆「の」の字を書くように、それぞれのツボで行います。
(2)お腹ねじりヨガ
①上向き、両足を揃えて、両手真横にし、手首を立てて、腕を伸ばす。息を吸って右足を上げて、直角にひざを曲げ、左の床にひざをつける。5呼吸キープ(下腹をしぼって吐く吸う)、足を元に戻す。
②反対側も行なう。
③やりにくい方へ、さらに1回行なう。
(3)そって腰フリフリ体操
(「の」の字の後、さらに排便を促進させます)
①両手のひじをついてうつ伏せ、足を腰巾に広げ、上体を出来るだけそらせる。
②腰を左右横に、お腹を床に押し付けながら、ゆっくり振る。30回~50回振る。