観賞用だけでないサボテンの驚きの生命力を持つ食べられるサボテンとは?!
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もくじ
食べられるサボテン「うちわサボテン」を知っていますか?
日本でも食べられるサボテン商品があった!
サボテンというと、一番に思い浮かぶのが観賞用のサボテンだと思います。
雑貨ショップなどではおしゃれなインテリアグッズとして数多く販売されてますし、
育てやすさから自宅に何個も飾っている人もいるのではないでしょうか?
INYOU MARKETに「サボテンオイル」という商品がアップされ、ふと「あ!サボテンって食べられるんだった!」と思いだしたのです。
実は、私が住んでいる市に隣接する春日井市は実生サボテンの生産が全国1位!
「癒しと健康 春日井サボテンプロジェクト」なるものを発足し、
サボテンを原料にした食品が数多く販売されているのです。
うちわサボテンって具体的にはどんなもの?
サボテンにはたくさんの種類があります。
その種類は世界中で5000種類以上とも言われています。
その中で、うちわサボテンに分類される種類は約250種類。
うち、食用として100種類ほどが栽培されているそうです。
原産地は、熱帯アメリカ。
平べったく団扇のような形をしていることから「うちわサボテン」と名付けられています。見た目そのまんまで覚えやすいですね。
メキシコでは食用サボテンはスタンダードな食べ物。
一般的にはカナダ南部、アメリカ大陸、メキシコなどの中米で自生しているサボテン。
植物が育ちにくい過酷な環境条件でも生息できる、強い生命力を持っています。
メキシコでは、うちわサボテンはノパルと呼ばれ、観賞用だけでなく食用の野菜、家畜の飼料などあらゆる用途で活用されるほどメジャーなものです。
そして、味や香りがほとんどありません。生の場合、シャキシャキとした食感とオクラに近い粘り気があるのが特徴です。
「生食」「焼く」「茹でる」など、様々な調理法で食べられるので、普通の野菜などと使い方は変わりません。
また、ノパルがスタンダードなメキシコの国旗には、サボテンのイラストが描かれています。
サボテンがメキシコにとってとても馴染み深いものということが分かりますね。
驚異の生命力を持つうちわサボテンの身体への効果とは。
うちわサボテンが持つ栄養素はこちら。
■カルシウムが豊富(100mg中93mg!)
■食物繊維が豊富
■ムコ多糖体が豊富
■17種類のアミノ酸を含む
■ビタミン、ミネラルを多く含む
これだけでも、十分身体に良さそうな感じが伝わりますね。
簡単にまとめると、低カロリーで栄養価が高い!といったところでしょうか。
具体的に期待できる効果効能は?
■血糖値を下げる
■血行促進
■血圧のコントロール
■コレステロール値の改善
■糖尿病予防
■食欲を抑える
■消化器官の機能促進
■腸の働きを整える
■便秘予防・改善
■シミの予防
■アレルギー症状の改善
■口臭予防
■有害物質のデトックス
■ダイエット
古代アステカ人は、うちわサボテン(ノパル)を薬草として使っていたという長年の歴史もあります。
それほど、昔から重宝されてきた貴重な植物なんですね。
どこで購入できるのか。
ずばり、インターネットで購入できます。本当に便利な世の中ですね。
日本ではまだ馴染みがない食材ですが、着実に広まっているのも事実です。
サボテンを食べるということにちょっと抵抗がある…という人は、ぜひレビューなどを参考にしてみるのもいいと思いますよ。
無農薬のサボテンもあるので、食用として買ってみる場合は安心安全のものを選びましょう。
どんな料理に使えるのか。
前述したように、香りや味がほとんどないのでどんな料理にも応用がききます。
調理する際は、軽く水洗いした後、トマトピーラーなどで白いトゲの部分を取り除きます。
食用で販売している新芽のものは、皮ごと食べられます。
調理例として…
<生食>
■サラダ(アボカド・トマト・玉ねぎ等お好きな食材と一緒に)
■スムージー(リンゴを一緒にいれると飲みやすい)
■和え物(長いも・オクラ・めかぶ等お好きな食材で)
■皮ごとペースト状にする
(ヨーグルトにかける・豆乳と混ぜる等お好みで※カレーなどのとろみ付けにもなります)
<茹でる>
■鰹節としょうゆをかけて
■納豆などに混ぜて
<焼く・炒める>
■そのまま焼いてステーキに
■スクランブルエッグの具として
■野菜炒めの具として
<煮込む>
■カレー
■トマト煮込み
■野菜スープ
■シチュー
うちわサボテン自体に味がほとんどないので、あらゆる料理に使える万能食品です。
細かくして混ぜてしまえば、
「なんだか苦手…」という食わず嫌いの方でも、入ってることさえ気づかないかもしれません。
うちわサボテンについてのまとめ。
もともと、わたしが食用のサボテンに興味を持ったのは、「サボテンオイル」に魅力を感じたから。
地球の恵みをたくさん受けて育つサボテン。
過酷な状況でも生き延びる生命力の強さは、私たちの身体に取り入れてもそのパワーを発揮してくれると思います。
動物性のものを含まず、乳成分もなし。
野菜と同じような用途で使えるうちわサボテンは、マクロビオティックな食生活に取り入れてみたいアイテムのひとつになります。
また、自宅でも栽培できるので興味がある人はぜひ育てるところから初めてみるのもいいかなと思います。
実際に、春日井市では食用のうちわサボテンそのものだけでなく、サボテンを使った和菓子や洋菓子、アイスクリーム、サボテンのエキスを練り込んだ麺、粘りを生かしたドレッシングなど様々な商品が開発されています。
今はあまり知られていない食品ですが、今後広がっていく可能性は大いにあると思います。
数年後には、アロエのような存在になるのでは!?
と私は期待しています。
まずは一度試してみてはいかがでしょうか?
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inyou抜粋