もくじ
セックスレスの夫が私の友達と浮気
夫がW不倫。逆上して大声で暴言の中味
2人目の妊娠が判明した妊娠4か月。怪しい行動を繰り返していた夫が、あっさり浮気を認めました。
相手がだれなのか問い詰めたところ、なんと私たちが独身時代に勤めていた会社の同僚の女性・A子。彼女は私と仲がよく、私が二股をかけられてフラれたことやその後ストーカー被害に遭っていたことなどを相談していた仲でした。
夫のクズぶりも、私の苦しみも全部知っているはずなのに、なんでそんな関係になっているのか、人間不信に陥りそうでした。
●「いちばん好きな女性は結婚していた」

夫の浮気相手は、私の友達でした。
夫に「どうしてA子と浮気なんてするの? だったら、A子と結婚すればよかったじゃない」とぶちまけました。
すると「だって、A子は結婚していたから。本当はA子がいちばん好きだったんだ」と言ってきたのです。
浮気しておいて、しかも私のおなかには2人目の子どもがいる状況で、今、それを言うんだ。言い訳の第一声がこれではもうおしまいだなと思いました。
私は独身時代、そこまで夫のことが好きだったわけではなかったので、だったらあのとき、私に粘着しないでほしかったと心から思いました。
今さらいちばん好きなのは別の人だったとか無責任なことを言われてもどうしようもありません。
●都合が悪くなると大声を上げる夫です

これは後でわかったことですが、夫は私とつき合う前から、常に複数の女性とつき合うことでいろんなバランスを取っていたようです。
ところが私と結婚し、子どもが生まれたことで多くの女性が離れていき、私ともレスに。
そのタイミングで、たまたま同じ時期、夫に浮気をされたというA子と急接近。夫が抱えていた元々の女性問題もすべて知ったうえでのA子との関係はあっという間に深まったのでした。
このときは義理の両親、義理の兄夫婦を交えて家族会議をし、「A子とは別れる」という結論に。
私はおなかに宿った子どものことで精いっぱいで、正直夫とA子のことを考える余裕はなく、赤ちゃんが無事に生まれてくれることだけを願いながら過ごしました。
そして半年後、義父が待ち望んだ男の子が誕生。よそから見れば安泰の一家だったのかもしれませんが、家庭の中では、なにかにつけて夫が声を荒げる場面が増えていきました。
●モラハラに耐え「子どもがいるから別れられない」

自分の思うようにいかない場面で大きな声を上げて罵声を浴びせるのは夫だけでなく、義理の兄も同じでした。
お義姉さんも言葉の暴力に長年、耐え続けていたのです。 なので私の夫のモラハラが始まったときも、お互い「子どもが大きくなるまではがんばろう」と励まし合いました。
浮気している側が逆ギレするなんておかしいと思われるかもしれません。
当時の私は家の中で大きな声で怒鳴られると、そういう家庭で育った人なので仕方ないのかなと考えたり、レスのきっかけをつくった立ち合い出産を望んだのは私だし、ほかにもこっちになにか悪いところがあったのかなと自分を責めてしまったのです。
夫との溝はいっそう深まり、レスも解消することなく、必死に子育てをしながら時間が過ぎていくなかで夫のモラハラはどんどん悪化。私の心と体は、しだいに病に蝕まれていきました。
●我慢を重ねてうつ病に

下の子が小学校へ入学し、自分の時間がもてるようになった頃、ふと涙が止まらなくなる日々が続きました。
おかしいな、気のせいかな、と自分に言い聞かせていましたが、徐々に無理もきかなくなり、ついに病院へ。
うつ病と診断されました。 夫との問題がいちばんの原因だったこともあり、医師から「一度、旦那さんも一緒に来院してください」と言われたのですが、夫が病院へ付き添ってくれることはありませんでした。
そのとき、この人にとって私の命はどうでもいいんだなと思い、ようやく離婚を真剣に考え始めるようになりました。 そんなときです。
A子とまた浮気していることが発覚。家族会議で別れると約束をしてから5年が経っていました。
コソコソと電話をするために庭へ出て行ったり、トイレへ行くときもスマホを持ち込んだり。
またなにか始まったなとは思っていたのですが、気になってスマホを見てみたら、またしてもA子との写真が…。
一緒に食事やドライブへ出かけている様子で、怒りを通り越し、呆れと嫌悪を感じました。
このときばかりは義理の父も激怒し、私の味方をしてくれました。
肝心の夫は5年前からなにも反省していなかったんだなと思うと、もう悲しみの感情すら湧いてきません。
こんなことならもうA子の方へ行ってくれればいいのにとも思ったほど。
しかしA子にはA子の家庭があり、たぶん夫はA子が離婚しない限り、自分からはそれ以上踏み込めない様子でした。
そして私自身、心身ともにボロボロで、もうA子と戦う力は残っていませんでした。
そんななか、世界は突然のコロナ禍に。浮気相手どころか友達や会社の同僚にも会えなくなった夫は飲酒量が増えてゆき、さらに事態は最悪の展開へ…。
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