もくじ
後悔しない建売住宅購入の4つの追加工事
購入した建売住宅の玄関。追加工事のおかげで、カーポートの行き来の際、雨に濡れない動線に建売住宅でも入居前に追加工事をすれば、より満足度の高いマイホームになるケースも。
【外構コンクリート】手入れのしやすさ重視
1年前に3階建ての完成ずみ建売住宅を購入した。そこで気になったのが、雑草の問題です。私の実家では、防草シートや自然土の防草材、砂利を試したものの、やはり手入れは必要でした。
「マイホームは全面コンクリートにしたい」という筆者の強い希望から、外構業者(住宅販売の業者とは別の会社)へ見積りを依頼。実際にかかった費用は約25万円でした。
私は、両サイドと裏手のどちらも、大人ひとりが通れるくらいの通路幅。幸いにも想定していた予算内に収まったので希望がかないました。
定期的な手入れが不要、というのがコンクリートのメリット。
しかし、面積が広くなるほど費用がかかります。予算との兼ね合いも含めて検討する必要があると思います。
手間といえば、筆者宅では野良ネコのフン対策としても、全面コンクリートが正解でした。
地域的に野良ネコが多く、周辺宅でも被害の声がちらほら。
筆者宅は被害が少ない方なので、野良ネコにとってコンクリートは居心地がよくないのかもしれません。また、たとえ被害にあったとしても、処理のしやすさも違います。
【カーポート】サイクルポートの軒と重ねて雨に濡れない動線
コンクリートに続いて外構面で筆者がこだわったのは、雨に濡れない帰宅動線です。
筆者宅のサイクルポートから玄関扉までは軒があり、雨に濡れずに移動できます。
自転車が雨に濡れないだけでなく、玄関扉まで傘なしで移動できるのは便利。
このつくりを生かしてカーポートを追加し、クルマでの帰宅シーンも雨対策をすることに。
カーポートと軒の重なりは、ある程度余裕を持った調整が必要です。
「ぎりぎりだと間から雨が落ちてくることがある」と外構業者からアドバイスをもらい、しっかり重なるようにしました。
筆者宅のカーポートは工事費用を含めて約20万円。 どうせカーポートを追加するなら、なるべく雨に濡れないようにするのがおすすめです。
家のつくりによって対策できる範囲は異なりますが、ちょっとした工夫が帰宅シーンの快適さに影響します。
【物干し】物干し金具をベランダに追加した
3階建ての筆者宅は、2階と3階にそれぞれベランダがあります。物干し金具がついていたのは2階のベランダのみ。
それなりに広さがあるので日々の洗濯物を干すには2階だけで十分ですが、3階のベランダにも物干し金具をつけることに。
「子どもたちが大きくなって洗濯物が増えるかも」と思い、追加を決めました。
費用は約3万円と比較的低価格の追加工事です。 活躍するのはまだ先だと思っていましたが、じつは住み始めてすぐに感じたメリットが。
3階のベランダは寝室の掃き出し窓と隣接しています。ベランダの手すりに布団、物干し竿に毛布や枕、と寝具を干すスペースとして活躍。
3階のベランダに十分な物干しスペースを確保できたのは正解でした。
【IH】ガスコンロから変更。手入れがラク&すっきり
筆者宅はもともとガスコンロが設置されていました。手入れのしやすさを考えてIHに変更し、調理中のちょい置きスペースとしても活躍。
天面がフラットなIHは調理台の延長のように使うことができ、家事サポートになっています。
ただし、IHの天面に物を置くことは推奨されていません。
キッチンクロスを敷いて衝撃をやわらげる、軽い物だけ置く、などの工夫を忘れずに。
筆者は家電量販店でIH本体を購入し、工事もあわせて依頼。費用は約13万円で、約20万円だった建売販売業者の見積もりと比べると節約になりました。
ただし、注意も必要です。建売販売をする業者がNGとするケースも。
また、3階建て物件はキッチン回りに電気配線が来ていないと、IHへの変更工事ができない可能性も。
まずは確認が必要です。 実際に暮らし始めてから工事をするのは難しい場合もあるそうです。
ですから入居前のオプション追加がベターだと思います。 建売住宅購入で追加の追加工事を検討する際は、まずは建売販売をする業者に工事可能かどうか相談してみるといいでしょう。
マイホームの満足度を高めたい方は、ぜひ参考に。
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