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手根管症候群で手術を勧められていますが、後遺症が心配で迷っています

手根管症候群で手術を勧められていますが、後遺症が心配で迷っています (60代/女性)

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しびれは体が血流を求めているサイン。温めて血流を回復させましょう。

手首の手のひら側には、「手根管」というトンネル状の部位があります。

このトンネルの中を、手指につながる正中神経が通っています。

正中神経が支配しているのは親指、人差指、中指、薬指の4指で、

手根管内で正中神経が圧迫されると、これらの指に、痛みやしびれ、

ピリピリするなどの神経痛や、指に力が入りにくい、

小さな物がつかめないなどの症状が現れます。手根管解放手術というのは、

手首から手のひらにかけて切開し、神経を圧迫している部分を取り除くものです。

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手根管症候群の原因は、手の慢性的な血流障害です。

血流が悪くなると神経細胞が必要としている酸素や栄養が行きわたらなくなり、

神経障害を招きます。

原因がわかればそれを避ける工夫もできるでしょう。

水仕事などで手を冷やしていませんか? また、夜更かしや過労、

精神的なストレスも、交感神経の緊張を招き血流障害の引き金になります。

生活を見直して、血行を悪くする原因を取り除くことが大切です。

具体的には、お風呂で温めたり、体操を行ったりすればよいと思います。

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しびれやぴりぴりするなどの神経症状は、局所を圧迫しても起こります。

わかりやすい例が、正座をしたときのしびれです。

このようなしびれは一時的なものですので、足を伸ばせばすぐ治ります。

しかし、あなたの場合は神経障害まで進んでいるので、

温めてすぐ治るというわけにはいかないかもしれません。

神経組織が再生する速度は一日1~3ミリと考えられています。

手根管から指先までの長さは14~16センチほどあるので、

指先まで回復するには単純計算でも140~160日以上は要することになります。

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血流がよくなってくるとしびれやじんじんする痛みが強くなることがありますが、

これは組織が再生するときに生じる反応です。

怖がらずに温めてください。ただ、あまりに痛みが強いというときは、

つらくない程度に温める方法を考えましょう。

しびれや痛みなどの症状は不快なものですが、

これらを通り過ぎた後には治癒が待っています。

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手術をするかどうかはご自身で決めることです。

原因がわかったのですから、神経の再生を助ける養生をしながら、

体がなにを必要としているのか、ご自身の感性を働かせて考えましょう。

病気はその人の生き方から生まれます。病気を治すには、

ご本人が生き方を見直し、

「自分で治すという自立心」を持つことがいちばん大切です。

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