空腹を楽しんで創ってみよう!沖ヨガの驚きの効果とは?
もくじ
丹田力を高める食事
〔丹田力が高い心身とは〕
自律神経のバランスが良く、少食、快便、いつも穏やかな心(脳波はα波)で、感謝心と幸せ感(真我の心)を持って、人生を積極心で生きてる人を、「丹田力が高い人」と言います。
食べた物が血液となり、この血液が全身の細胞、筋肉、骨や内臓、ホルモン(心も熟成する!)、生気エネルギーを創ります。
つまり、丹田力の高い心と体を創るためには、日々の食事の質と量が自分の心と体に合っているかということが重要になってきます。
〔何を食べるべきか、生命に聴く!〕
ヨガの教えは「自分が今必要としている食べ物(栄養)は自分の生命に聴け! そのためには空腹状態を創り、そのとき食べたい物が、自分の今必要としている栄養(食品)である」。
自分にとって『今、必要な食べ物をお知らせする栄養センサー』が人間に備わっています。この体センサーが正しく作動するのは、空腹時です。
例えば、貧血しているときはレバーや赤い肉がおいしく感じられますが、貧血でなくなると、それほど、欲しくなくなります。
また、血液が酸性化(粘度が増し、カルシウムイオンが減少する!)すると、自然に青い野菜や果物がおいしいと感じます。
血液濃度が上がると、のどの渇きを感じて、水が欲しくなるが如くです。
大事なことは空腹状態を意識して創り、体センサーをシャープにしてから食べると、そのときの自分の心身の状態にとって必要なものが自然と選択できるのです。
空腹を楽しんで創ってみましょう!
〔その食事が今の自分の心身に合ってる?身体の言葉とは?〕
①食後、気分が良いか?
食後、気分が良くないときは、食事の内容(質)が、自分の体調に対して合っていないということになります。
例えば、身体が肉を欲求してないのに、お付き合いで無理に食べた場合や添加物の多く含まれた食品を摂った後は、気分が悪くなります。
すると、体が老廃物を薄めるために水分を必要としてのどが渇き、多く水分を摂ってしまい、胃や腸、腎臓に余分な働きを強いて、内臓が疲労し、身体も心も重く感じるようになります。
②食後眠くならないか?
食後の眠気は、量を多く摂りすぎて内臓が「お疲れ!」という合図なので、食事量を腹八分あるいは五分に減らすと解消します。
〔ヨガ道場の食事〕
ヨガ道場の食事は、起床後、読経、清掃、山のマラソン、水風呂を行ってから約4時間後、薄めの味噌汁1椀でした。
薄めの味噌汁は腸の蠕動運動を良くして、大小便や老廃物の排泄を促進するためです。昼食は、玄米少々と野草の天ぷらや煮つけしたもの、
夕食は薄めの日本そば1杯という少食で、玄米菜食でした。当然、無添加調味料、自然の洗剤を使用します。
そして、何かを食べるということは野菜や米の命をいただくことなのですから、食事は感謝していただくことを教えられたのです。
〔栄養摂取の誓い〕
ヨガ道場での食事前にみんなで唱和する誓いをご紹介します。
「栄養は自分に良いものを取り入れ、自分に悪いものを入れず、不要なものは出し切ることであると知りました。自分に取り入れて、
良いものと悪いものを知っているのは、体自身に与えられている知恵であると、知りました。今からの私は、自分の内在智の教えに従って、
自分に適し自分に必要なものを取り入れ、不要で不適なものは出し切るよう努めます。いただきます」
〔食品添加物に注意!〕
加工食品や外食ばかりの食生活で食品添加物を毎日摂りすぎると、食品添加物という異物の毎日の蓄積による害が出る可能性があります。
食品添加物は、国が認可していても、中には「毒性」が疑問視されるものも少なくありません。
例えば、添加物の本に「特に危険だ!」と載っている添加物には、合成着色料(赤102、赤3、黄4、黄5、青1、青2)、合成保存料(ソルビン酸カリウム、安息香酸ブチル)、酸化防止剤(BHT)といった添加物が数十種類もあるそうです。
また、加工食品に使われている食品のうまみをつける『たんぱく加水分解物』は、スナック菓子、インスタントラーメン、ミートボール、ハム他多くの食品に使われていますが、
この「加水分解物」は子供の味覚を破壊し、「天然の味をまずい」と感じてしまう子供も出てきてるという現実があるということです。
加工食品ではなく、出来るだけ素材を買ってきて、手作りで、より安全な食事を摂ることが、心身の健康と丹田力を高める秘訣です。
自然食品店では、無添加調味料、だしの素、味噌、お菓子などを販売していますので、できるだけこのような身体が喜ぶ食品をお勧めします。
自然食品の値段は少々高いですが、ご家族が少食にすることでエンゲル係数を下げることが可能ですし、なおかつ、少食によって健康を保つことができますので、
結果として医療費を減らすことができ、トータルで見れば経済的バランスも取れるかと考えます。